蘇生Ⅱ~愛と微生物~

蘇生Ⅱ~愛と微生物~

Introduction

マイクロプラスチック、放射能・・・。
悪化する地球環境に対して示したファイナルアンサー!
地球環境と人間の意識の融合とは!?

意識エネルギーが物質の最小単位である量子に影響を及ぼしていることが判ってきている今、これからの時代を作る私たち一人ひとりの在り方そのものを問う。

2019/91min/©OFFICE TETSU SHIRATORI

Story

2011年3月福島第一原発事故から8年が過ぎた今、放射能の問題について多くのメディア・行政機関は終息を迎えているかのように静観を続けている。しかし、現在でも汚染は拡大しており、捨て場のない放射性物質を含んだ土は処理について未解決のままである。

その陰で、懸命にこの事実と向き合い、解決に向けて具体的な成果を上げている人々がいる。その一つがボランティアによる有用微生物群(EM)の散布活動である。チェルノブイリ原発の被災をうけたベラルーシ共和国国立放射線生物学研究所などによって、微生物が放射能を消失させていることが証明されたのだ。

地球全体の生態系が大きく崩れてきている今、人類全体が利害を超えて地球を蘇生させていくことが急務になってきている。そんな時代にこの作品は一つの答えを示し、多くの人々に希望を与えることになるであろう。そして、環境と人間の意識の関係を科学的に示し、地球環境と一人ひとりの意識・日々の生き方がどう結び付くかを明らかにしていく。

回想ドラマには、元ジャニーズ男闘呼組の前田耕陽、同じく元ジャニーズで俳優として様々なジャンルで活躍する中村繁之などが登場し、ドラマを盛り上げている。

Cast & Staff

Cast

比嘉照夫 Teruo Higa農学博士 琉球大学名誉教授

1941年12月28日沖縄県生まれ。
琉球大学農学部農学科卒業後、九州大学大学院農学研究科博士課程修了。1970 年に琉球大学講師として勤務。1972年に同大学助教授。1982年に同大学教授。
2007年には同大学名誉教授となり、同年 4月より名桜大学教授及び国際EM技術研究所所長(現在、国際EM技術センター長)に就任。
1982年に「EM(有用微生物群)」を研究開発し、農業・畜産・環境・建設・工業利用・健康・医学などの幅広い分野で活用、現在世界 150ヵ国余に普及されている。 また、「EM」は1997年1月発行の『現代用語の基礎知識』に「最新キーワード」として取り上げられ、学校はもとより多数の自治体で積極的な活用が進められている。

主な著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)などがある。

奈良松範 Matsunori Nara工学博士

1985年に日本大学生産工学研究科にて博士号(工学)を取得。
元諏訪東京理科大学コンピュータメディア工学科教授、技術士(建設環境)、空気調和・衛生工学会技術フェロー。
研究分野は、土木工学(土木環境システム)、プロセス工学(生物機能・バイオプロセス)、総合工学(リサイクル工学)、建築学(建築環境・設備)、境界農学(環境農学)である。社団法人土木学会特別委員会地球温暖化対策特別委員会幹事や社団法人未踏科学技術協会エコマテリアルフォーラム幹事などを務めた経験がある。

キム・ヨンギュ Kim Young Kyuチョンジュ大学教授

全州大学農生命EM環境研究センター研究教授。
1992年に韓国の全北大学工科大学環境工学科にて環境工学を専攻した後、1996年に北海道大学衛生工学科にて博士号を取得。
主な研究実績は、「EM発酵による生ごみの堆肥化」、「タンニンとEM発酵物を添加したStruvite結晶による窒素、燐の除去」、「有用微生物増幅装置の水質浄化の特性」など多数。
有用微生物に関するものなど多数の特許を取得している。

アレクサンダー N. ニキティン Alexander N. Nikitinベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所・放射線生態学研究室室長

2004年にベラルーシの森林研究所にて博士号(農業)を収得。
同氏の専門は、ポリッシ地域(ベラルーシの南部)の森林生態系における生物学的生産性及び生物地球化学的循環に関する研究である。
また、様々な生態系における人工放射性核種の挙動および土壌から植物への移行に関する研究に携わっており、これまで150報以上の科学論文を著述している。

ナタリア I. ティモフィナ Natallia I. Tsimokhinaベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所・副所長

2003年にベラルーシ国立科学アカデミー放射線生物学研究所にて博士号(放射線生物学)を取得。電離放射線被曝が肺の免疫エフェクター細胞集団に及ぼす影響について研究をしてきた。また、人為的要因7および環境中の放射性同位体の挙動に対する生体の非特異的抵抗性の増加に関する問題についても取り組んでいる。同博士はこれまでに50報以上の科学論文や特許を著述している。

Cast[回想ドラマ]

前田耕陽 Koyo Maeda

1968年、東京都生まれ。
日本の俳優、タレント、キーボーディスト。元男闘呼組メンバー。近年、自身で旗揚げした演劇ユニット「Team54プロデュース」を中心に活動を展開中。
主な出演映画作品「いとしのエリー」「ロックよ、静かに流れよ」 「少年武道館」 「勝手にしやがれ!!」シリーズ「人生ごっこ!?」ほか多数

中村繁之 Shigeyuki Nakamura

1967年、千葉県生まれ。
日本の俳優、ミュージシャン。近年、30年ぶりとなるバンドを結成、ライブも積極的に行なっており2016年にはアルバム「再生」(Reborn)をリリースした。
主な出演映画作品「あいつとララバイ」「V.マドンナ大戦争」「キャンプで逢いましょう」 ほか多数

浅野彰一 Shoichi Asano

1971年、大阪府池田市出身。
日本の俳優。関西の小劇場で数々の舞台に出演し自らプロデュース公演も主催。現在東京を拠点に、その独特の存在感と愛されるキャラクターで、多くの舞台に出演。
主な出演舞台作品「シダの群れ 純情巡礼編」「助太刀屋助六外伝」「レミング」「泣いたらアカンで通天閣」 主な出演映画作品「あゝ、荒野」

Staff

出演 比嘉照夫
奈良松範
キム・ヨンギュ
アレクサンダー N. ニキティン
ナタリア I. ティモフィナ柴田和明 羽根田薫 今泉智
米倉金喜 遠藤稔 瀧澤昇司
鈴木英俊 野本千壽子 小泉章
大畑都 長谷川芳男 吉彌信子
パク・チョル コ・ギョンヒ キム・ミョンス
ムン・スンマン イム・ヤンスン キム・ギョンテ
ユン・ヨンシク チェ・ヨンウク キム・ヨンヒョン
ナレーション 白鳥哲
回想ドラマ・キャスト 前田耕陽
浅野彰一
中村繁之
製作総指揮 白鳥哲
製作 成田健
撮影 大久保礼司
白鳥哲
編集 森隆倫
CG 田中一弘
カラコレ 齋藤直彦(ヨコシネ D.I.A.)
音楽 黒石ひとみ
ドキュメントパート
撮影助手 葉山昌堤
制作進行 三浦知子
岡見優香
記録 中島陽司
韓国コーディネイト キム・チャンヨン
末廣勇雄
韓国撮影協力 イム・ジュソク イム・ジョンウォン コ・ナムシク
ジョン・サンドゥ ファン・スンス ヤン・スンビン
リ・ドンギュ
イムシル畜協繊維質飼料工場 エバーミラクル社
グレ郡農業センター チョンジュ大学
国内撮影協力
石澤良枝 植木紀代 大野春江 高橋松美 藤田尚志
藤本葉子 松友宣子 宗保秋雄 安川 ひろ子 石田紀克
奥山哲也 葛山真司 小杉泰三 竹内睦治 安部友規
熊谷彰人 久留宮小春 小鹿友聖 里中正直 玉代勢孝斗
中村陸 廣田那由也 光野弥貴 山田和弥 Jun Amanto
ロケ協力 EM柴田農園 EMの微笑み 株式会社サンシャインファーム
小泉農園 障害者自立訓練・就労支援センター アルムの里
鈴木有機農園 瀧澤牧場
認定特定非営利活動法人 地球環境共生ネットワーク
馬場EM研究会
回想ドラマパート
照明 近守里夫
録音 久保琢也
撮影助手 佐藤心 工藤鈴花
美術 本間千賀子 原田千晴
衣装 高橋英治
ヘアーメイク 小林佳苗(宝映テレビプロダクション)
スチール 松尾成美
照明助手 後藤昴生
助監督 杉山正直 大澤わかな
記録 井上靖子
車両 林田健
マイクロ・ドライバー 曽根徳敬 (高橋ロケサービス)
車両応援 保科亮
制作補 武藤充穂
制作進行 網井和恵 本石瑠
美術協力 有限会社エコドラム メジャーワークス株式会社 株式会社関東企画
機材協力 ハイクロス シネマトグラフィ
ロケ協力 昭島市民交流センター
昭島ロケーションサービス あきる野市自然休養村養沢センター
西和ロケーションサービス 八王子倉庫スタジオ
日の出町観光協会 養沢毛鉤専用釣り場
キャスティング協力 ヘリンボーン Team54 イーエムジャパン
回想ドラマ出演者 光岡湧太郎
石丸弘   川崎ちひろ 加瀬充子  吉岡徹
浅野早弓吏 天沼理恵  荒木裕子  阿部功
飯田博子  伊藤よし子 上家隆行  魚谷美恵子
漆山てるみ 岡田勉   大野美恵子 金子八重子
川上佳瑞代 黒坂正美  小角佳子  添谷まり晄
田戸沙織  照井加奈子 得能豊子  豊場ゆみ子
中川奈美  信國祐介  花島郁代  馬場幸子
宮原浩   村山佳子  村山美恵子 山川智通
山根宏行  吉田賢治
主題歌「風になりたい」 (作曲 白鳥哲 作詞 化野道子 / 歌 星野ゆか パーカッション花)
サウンド・プロデューサー 伊藤圭一
サウンド制作コーディネーター 青柳美晶
サウンド制作 ケイ・アイ・エム
音楽録音スタジオ Kim Studio Sound City
宣伝美術 中村 嘉宏(Commect Arts)
翻訳 今村真由子 日本映像翻訳アカデミー
原稿起こし 塙寿美代
制作デスク 山口久美 大川結 冨永江美
応援 白鳥式ヒーリング講座・TAKA貴幼児教室受講生一同
協力 株式会社EM研究機構 株式会社EM生活
文献協力 『地球蘇生プロジェクト「愛と微生物」のすべて』
(出版社:ヒカルランド)
地球蘇生プロジェクト
映画製作基金『蘇生Ⅱ』
協力者
椿三四郎
EM♡ちいさな森 黒田達男 村口享子
有限会社IHMドルフィン 有限会社白鳥建設
EM大阪株式会社 山田充代 浅井博 伊藤幸子
加藤治郎 木村悦子 兼原浩美 くりはらさとこ
黒木久喜 広本正都子 芝洋征 白川利子
杉山雅彦 鶴田佐和子 野宮政子 野村亜樹
水谷雅志 山下修 吉澤文五郎 岩瀬尉司・明美
上野山清美・浩子 槇本寛・智景・賢司・祟志
三浦邦昭・美恵 あっちゃん&みぃーちゃん
チャコキッチン 恩送りフェスタ大阪実行委員会
霞ケ浦をきれいにする会 秀苑会一同
地酒・自然食品・カフェ なかざわ にんげんクラブ愛知
三河湾浄化市民塾 EMショップ コモンズ
MARUKA Foundation☆喜多村シャーンティ・敦子
WHAT A PARADISE あかね台眼科脳神経外科クリニック
やつづか歯科医院 NPO法人EMあいち
NPO法人EMネット神奈川 NPO法人えひめユニバーサルビレッジ研究会
NPO緑の会 一般社団法人プレーマアーユルヴェーダ協会
ソフトコミュニケーションズ(株) 株式会社天野新聞店
株式会社イーエムジャパン 株式会社大槻ホリスティック
株式会社オール シネマポイント 株式会社ケイアンドケイ
株式会社ホワイトマックス
ほか102名
協賛 株式会社EM研究機構
製作プロダクション 株式会社 OFFICE TETSU SHIRATORI
監督 白鳥哲

Director message

見返りを求めない・・・ 愛に目覚めるとき・・・

震災から8年。
その教訓が忘れ去られようとしています。
福島第一原発事故による放射能の問題はいつの間にか、
何事もなかったかのようになりつつあります。

でも、「放射能」という現実をちゃんと受け入れ、それをチャンスに変えて、
大きな成果を出している方々がいらっしゃるのです。

福島県を中心に55箇所にも広がるボランティアによる有用微生物群の散布活動です。

映画『蘇生』でも触れたように、
放射能を軽減、消失させる技術は世界には数多くあります。
その中でも、有用微生物群の散布を行うボランティアの方々は、
震災直後から8年以上、成果を出し続けています。

その成果はこれからの人類のあり方に希望を与えています。

このことを多くの人に知ってもらいたい。
そして、私たちの母なる地球への愛を取り戻していただきたい・・・。
そんな想いでこの映画の制作をスタートしました。

熱波と寒波。干ばつと洪水。巨大化する台風や嵐・・・。
地球環境が悪化の一途をたどる今・・・。

地球に生きる全ての生命への愛と敬意を思い出す時期に来ているのです。

私たちは一人では生きることができません。
毎日の食、飲み物・・・呼吸一つとっても、
微生物や植物、多くの生きとし生けるものが介在して、生かされています。

また、私たちの意識は、微生物という小さな生き物の発酵にまで
影響を与えることが分かってきています。

信じる心や見返りを求めない愛が、全ての生き物に影響を与えていくのです。
そして、それはやがて、母なる地球全体の蘇生にも繋がっていくのです。

日々の生き方と地球環境が密接に結びついていることを理解できたときに
私たちの生き方は変わるでしょう。
地球全体も一挙に良い方向へ向かうでしょう。

母なる地球を守り育むことは、私たち人間の責任なのです。

この映画を通して多くの方々が
地球と、この惑星(ほし)にいる全てのいのちに対し、
その責任に目覚めることを心から願ってやみません。

今、見返りを求めない・・・愛に目覚めるときなのです。

白鳥哲▶

 

この映画は皆さまからの基金によって製作しました

地球蘇生プロジェクト映画製作基金者 公式サイト<Special Thanks>▶

感想・レビュー

本当に素晴らしい映画を作っていただいて、みんなに勇気を与えていただきました。
3.11の原発事故のあと、福島ではもう数十年はここに住めないだろうなという気持ちがあったと思いますが、こういう映画を見せていただけるとすごく希望が湧いてきます。
改めて自然の力は素晴らしい、その力がまさに蘇生をしてくれるというのを強く感じました。

公益財団法人 五井平和財団理事長 西園寺裕夫

原発事故で壊された自然が、微生物によって蘇生されている事実に感動しました。これを映像の力で伝えられた白鳥監督には感謝しかありません。
どんな立場の方々が見ても国や言葉を越えて、この作品からすべてを理解できると思います。多くの人たちの原点となる絶対に見てもらいたい作品です。私たちのつながりがあるネットワークの方々にもお伝えします。

公益財団法人 五井平和財団会長 西園寺昌美

毎回思いますけど、白鳥監督のトライ(試み)が素晴らしいと思います。
これはこの映画を観てこうだからというのではなく、、観た人がどう考えるかがものすごく重要な素材であり、参考書だと思います。
まずはEMという微生物、25年以上前から比嘉さんと付き合って、どう伝えるか、というので、メディアではなかなか出来ないことですよね。
映画でも同じような問題があると思います。
例えば、ウナギの養殖も大事ですよね。
そういう専門家の方、皆に観てもらって、可能性があるかどうか、科学的に実証できていない部分もあるかもしれないけれど、それが出来れば地球規模の動きになってもおかしくない。
そういう意味で白鳥監督の試みは毎回素晴らしいと思います。
でもそれが完成形ではなく、完成させるのは観た方々が一人一人自分の生活の中で何をするのかだと思います。

マヤの叡智「コズミック・ダイアリー」著者 環境意識コミュニケーション研究所 代表 柳瀬宏秀

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